【ブリュッセル、ロンドン共同】英政府が文書で提示した欧州連合(EU)離脱の最終提案に、EU首脳は2日「問題点が残る」と指摘し、難色を示した。10月末の離脱期日を前に、ジョンソン英首相は「合意なき離脱」に言及し、EU側に譲歩を迫っているが、協議は難航する可能性がある。

 英EUは17、18日にベルギー・ブリュッセルで開くEU首脳会議に向けて協議を本格化する予定。ジョンソン氏は首脳会議での承認を得たい考えだが、今回の提案で難局を打開できるかどうかは見通せない。EU側の交渉責任者、バルニエ首席交渉官は、合意のためには「まだやるべきことがたくさんある」と語った。