【カイロ共同】中東のレバノンで新たな課税案への反発から始まった大規模な反政府デモを受け、サード・ハリリ首相は29日、アウン大統領に辞意を伝えるとの声明を発表した。レバノンではデモの影響で、一部道路の封鎖や銀行の窓口業務の停止など社会混乱が続いている。

 デモは近年では最大規模になっている。「ワッツアップ」など従来無料の通信アプリへの課税案に対する反発から、17日ごろから始まり、失業や汚職などに不満を持つ市民も合流。参加者は首都ベイルートの広場を埋め、数十万人規模に拡大した。治安部隊との衝突も発生している。