【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の理事会(35カ国)は29日、任期途中で死去した天野之弥事務局長の後任を決める選挙を行い、在ウィーン国際機関アルゼンチン政府代表部のラファエル・グロッシ大使(58)を選出した。6人目の事務局長で、南米出身は初。年内に臨時総会で正式に承認する見通し。

 接戦を展開していたルーマニア出身のIAEAのフェルータ事務局長代行は届かなかった。グロッシ氏は、危機に直面しているイラン核合意の検証や東京電力福島第1原発事故処理など重責を担うため、新体制づくりを加速させることになる。