厚生労働省は29日までに、要介護状態になる一歩手前の「フレイル(虚弱)」の人を把握するため、75歳以上を対象にした新たな健診を2020年度から始めることを決めた。食生活や運動の習慣、物忘れの有無などを尋ねる質問票を作成し、市区町村の健診で活用してもらう。早期発見で重症化を防ぎ、社会保障費の抑制につなげたい考え。

 高齢になると筋力が落ちたり、食が細くなったりするため、フレイルは75歳以上の人に多く見られる。質問票は「お茶や汁物等でむせることがあるか」「この1年間に転んだことはあるか」など、高齢になると起こりがちな問題15項目で構成している。