米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、埋め立て承認撤回を取り消す裁決に国土交通相が関与したのは違法だとして県が裁決取り消しを求めた訴訟で、訴えを却下した福岡高裁那覇支部判決を不服として、県は最高裁に上告する方針を固めた。県幹部が29日、明らかにした。

 県は昨年8月、埋め立て予定海域に軟弱地盤が見つかったことなどを根拠に承認を撤回した。防衛省沖縄防衛局は同10月、行政不服審査法に基づく審査請求などを申し立て、当時の国交相が今年4月、撤回を取り消す裁決をした。