東京都足立区の自宅で昨年、生後2カ月の長女に対する殺人容疑で逮捕された父親(22)を不起訴とした東京地検の処分について、東京第1検察審査会は29日までに、不起訴不当と議決した。16日付。地検は再捜査する。

 議決は「無抵抗の幼い乳児が亡くなり、誰の責任も追及できないのは国民の感覚として納得できない。捜査終結はあまりに気の毒だ」と言及。死因に関する専門家の意見の検証や父親の再聴取などの捜査を尽くし、真相を解明するよう求めた。

 警視庁は昨年3月、長女への傷害容疑で父親を逮捕し、地検が傷害罪で起訴。警視庁は昨年6月、殺人容疑で再逮捕したが地検が不起訴処分にした。