国の交付金を活用して整備された地域医療ネットワークについて会計検査院が調べたところ、必要な機能が備わっていないものや、全く利用されていないものがあったことが28日、分かった。検査院は、厚生労働省に運用実態の改善を求めた。

 検査院は2013~17年度に整備されたネットワーク60件を調べた。その結果、北海道と千葉県では、回線の通信速度が遅く医療情報の共有が困難だったり、基本的な機能が整備されていなかったりして、利用できない状態が1年以上続いているネットワークが2件(交付額計約1300万円)あった。

 厚労省は「都道府県と連携して適切に対応したい」としている。