台風19号で大雨特別警報が出た13都県で、歴史的建造物や史跡など国や都県が指定・登録する文化財のうち、少なくとも222件が台風の被害を受けたことが28日、各都県への取材で分かった。うち179件は国の文化財。被害があった文化財の多くは屋外にあるもので、災害対策と保存を両立させる難しさが浮き彫りになった。文化庁は地元の要請があれば、職員を派遣して修復方法を協議する。

 南北朝時代に築城されたとみられる、福島県白河市の山城「白川城跡」は国指定史跡。土砂崩れが起き、24日に文化庁の調査官が現場を訪れ、被害状況を確認した。