教員の働き方改革の一環で、勤務時間を年単位で調整する変形労働時間制の導入に反対する岐阜県の公立高教員西村祐二さん(40)らが28日、文部科学省で藤原誠事務次官と面会した。西村さんらはインターネット上で集めた3万筆超の反対署名を手渡した上で「過労死が増えかねないなど、多くの懸念が出ている」と訴えた。

 政府は、変形労働時間制の導入を可能にする教職員給与特別措置法の改正案について、今国会での成立を目指している。藤原次官は「懸念を払拭するために丁寧に説明する」と強調した一方で、「取り組みを総合的に進めるのが重要だ。法案が通れば制度設計を具体化したい」とも述べた。