参院埼玉選挙区補欠選挙で初当選した前埼玉県知事上田清司氏(71)が勝利から一夜明けた28日、県庁で記者会見し、国会での憲法改正議論について「野党側からも提案してほしい」と要請し、改めて前向きな姿勢を示した。「ずっと無所属はあり得ない。いろんな選択肢がある」と述べ、将来的には参院会派や政党に所属したいとの考えも明らかにした。

 補選当選を決めた27日夜、当面は会派や政党に属さないと記者団に語っていた。28日の会見では改憲について、平和主義を定めた9条について「改憲か護憲かで『宗教化』しつつある。寛容な議論をしなければ日本は立ち遅れる」と危機感をあらわにした。