巨大地震が起きた時に高層階のオフィスや住宅にいると、建物がゆっくりと時間をかけて大きな幅で動く揺れに襲われることがある。「長周期地震動」と呼ばれる揺れで、超高層ビルの弱点。この揺れが来る前に、自分がいる階の被害を予測するアプリを久田嘉章工学院大教授らが28日までに開発した。

 例えば震源が200キロ以上離れた遠い地震なら、揺れが来る1分前に警告するのが目標。現在は学内での実験中で、来年度にも一般向けに利用を広げていく方針だ。

 「新しい超高層ビルは大きく揺れても避難が必要な損傷を受けることはほとんどないが、慌てずに状況を判断してほしい」と久田さんは話す。