【ベルリン共同】ドイツ東部テューリンゲン州で27日、州議会選が行われた。州政権を率いる左派党が首位を確保したが、近年の選挙で支持を大幅に広げる反難民の右派野党「ドイツのための選択肢(AfD)」が第2党に躍進した。一方、メルケル首相の保守、キリスト教民主同盟(CDU)は大敗。メルケル政権は危機感を強めている。

 来月9日はベルリンの壁崩壊から30年を迎えるが、旧東ドイツ地域は今も旧西ドイツ地域との経済格差を抱える。さらに2015年、メルケル氏の決断でドイツに大量の難民が流入し、東部の有権者の不満がまん延。AfDが既存政党に対する不満の受け皿になっている。