台風19号による大雨の影響で宮城、福島、栃木の3県では、決壊した場合に人的被害が生じる恐れがあるとして、優先的に対策が進む「防災重点ため池」計6カ所が壊れたことが28日、農林水産省への取材で分かった。死傷者は出なかったものの、近くの住宅は浸水。過去の災害でも甚大な被害が出ており、改めて早急な補強の必要性が浮き彫りになった。

 農林水産省は、西日本豪雨で決壊した32カ所の大半が防災重点ため池に選定されていなかったことから、基準を変更して対象を拡大。自治体と調整して順次、補強計画を見直している。