【マニラ共同】太平洋戦争後の混乱で無国籍になったフィリピン残留日系人の代表団が、日本国籍付与の陳情のため訪日するのを前に27日、マニラで記者会見し「残留日系2世の平均年齢は80歳を超え、残された時間はわずか。無国籍になった経緯を理解し、日本人であることを認めてほしい」と訴えた。

 残留日系2世は、戦前や戦中に日本人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれ、父の戦死や強制送還などでフィリピンに取り残された。日本外務省の調査では、3月時点で存命の1723人のうち1069人が日本国籍を取得できておらず、無国籍状態という。

 支援するNPO法人によると、代表団は4人。