【バンコク共同】タイの首都バンコクで来月4日に開かれる東アジアサミットの議長声明草案が、ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャの迫害問題に全く言及していないことが27日明らかになった。共同通信が草案を入手した。昨年の声明はロヒンギャが置かれた人道状況に対し「懸念」を表明していた。

 東アジアサミットには、日米中ロや東南アジア諸国連合(ASEAN)など計18カ国の首脳らが出席。ASEAN外交筋によると、ミャンマーがロヒンギャ問題を記載しないよう強く求めた。ミャンマー国軍幹部に制裁を科すなどして批判を強める米国の干渉を嫌ったとみられる。