【カイロ共同】イラクの首都バグダッドなど各地で25日に再燃した反政府デモで、現地メディアによると、治安部隊との衝突などによる死者は26日までに63人となった。負傷者は約2600人。政府の汚職などに反発する若者らのデモは1日に始まり、フランス公共ラジオによると、これまでの死者は220人に達した。

 イラクは2003年のイラク戦争でフセイン独裁政権が崩壊。その後、シーア派やスンニ派、北部のクルド人自治区など各政治勢力が権力を分散して統治する民主制が導入された。しかし、各勢力の政治指導者らがそれぞれ、豊富な石油収入を独占して市民に行き渡らず、不満が拡大している。