【ウルル共同】オーストラリア中央部の巨大岩山ウルル(英語名エアーズロック)の登山が26日、禁止された。所有権を持つ先住民アボリジニの民族アナングは、以前から観光客の登山に反対だった。聖地を踏み荒らされることに不快感を覚える一方、入山に伴う観光客の事故に心を痛めてきたためだ。

 「ここは私たちの家です。登らないでください」。ウルルを管理する国立公園は25日まで登山口にこのような看板を掲げ、麓で楽しむよう訴えてきた。

 長年、ゴミを捨てたり、半裸で記念撮影をしたりするなど登山客のマナーの悪さが指摘され、アナングの間では登山禁止を求める声が高まっていた。