台風19号による河川の増水で、サッカーや野球のグラウンドなど川沿いに立地する多数の運動施設に甚大な被害が出たことが、自治体やスポーツ団体への取材で分かった。広い敷地の確保が難しく、河川敷を活用した施設が多い都市部で目立ち、大会開催や練習にも影響が出ている。26日で台風上陸から2週間となった。

 東京都大田区が運営する河川敷の運動施設は、全て利用できなくなった。このうち多摩川緑地では、野球場5カ所やテニスコート17面など全設備が浸水。多摩川緑地広場管理公社は「野球場のフェンスが壊れ、テニスのネットも破れた。復旧のめども立っていない」としている。