安土桃山時代の武将で歌人として知られる細川幽斎が、依頼を受けて連歌100句を評価し、助言を書き込んだ巻物が見つかり、京都府立山城郷土資料館が25日発表した。

 巻物は、石清水八幡宮に属した神人で、京都府八幡市にあった橋本家に伝わっていたもの。橋本家の当主は天正14(1586)年、連歌を独吟し、幽斎と連歌界の第一人者とされる里村紹巴にそれぞれ採点を頼んだという。

 幽斎からの返答には、評価の高い31句に黒墨で印が付けられていた。うち1句の印は二重で、特に良かったものとみられる。行間には、評価した点やアドバイスが小さい字で書かれていた。