国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長は25日、東京都庁を訪れて小池百合子知事と会談し、2020年東京五輪のマラソンと競歩の札幌移転案を説明して理解を求めた。会談後は報道陣の取材に対し、移転案を撤回する可能性はないと明言した。最終的な結論は30日から都内で開かれるIOC調整委員会で改めて協議される。

 コーツ氏は報道陣に「IOCは決定権限がある」として札幌開催は既に意思決定済みだとの認識を強調。費用負担については大会組織委員会と都が予算計画に含めている予備費を充てるべきだとした上で「財務的なマイナスがあれば対応する」との考えを示した。