生後2カ月だった孫の女児を揺さぶって暴行し死亡させたとして、傷害致死罪に問われた60代の祖母の控訴審判決で、大阪高裁(村山浩昭裁判長)は25日、懲役5年6月とした一審大阪地裁の裁判員裁判判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。

 2017年10月の一審判決は小児科医らの証言を基に、女児の頭部に成人が全力で揺さぶる程度の衝撃を与え、急性硬膜下血腫などの傷害が生じたと認定していた。

 祖母は16年4月6日午後、娘一家が住む大阪市東淀川区の集合住宅で、孫の頭部に強い衝撃を与え、同7月23日に脳機能不全で死亡させたとして起訴された。