栃木県那須町は25日、台風19号の影響で、東京電力福島第1原発事故後の除染で出た放射性物質を含む廃棄物を入れた袋「フレコンバッグ」1個(縦横高さ各約1メートル)が保管先の町内の住宅敷地から流出したと発表した。袋の中身は住宅敷地内の除染で出た落ち葉や雑草。21日に約1・3キロ離れた川の下流で袋が見つかり、中身はなかった。町は、環境への影響はないとしている。

 町によると、台風による浸水で流されたとみられる。15日に住宅の土地所有者が町に連絡した。

 町内には、除染廃棄物などを敷地に置いて保管している場所が922カ所あり、町は他にも流出がないかどうか調べている。