米大手ファンドのサード・ポイントは、ソニーに半導体事業の分離などを求めた提案が拒否されたことについて「信じがたい」と失望を表明した。24日付の投資家向け書簡に記載した。ソニーの企業価値向上のため、今後も「建設的な対話」を続ける方針も示した。

 サード・ポイントは「物言う株主」として知られ、ソニーに半導体事業を分離し、上場させるよう要求した。これに対し、ソニーは9月、半導体事業を今後もグループで保有し続ける意向を表明し、要求を拒否した。

 ソニー広報は「今後も株主の建設的な提案を真摯に受け止め、長期的な企業価値向上に取り組んでいく」とコメントした。