岐阜県が開発した高級柿「天下富舞」の初競りが25日、名古屋市中央卸売市場北部市場(愛知県豊山町)で行われ、最高等級の「天下人」が過去最高の2個70万円で競り落とされた。出荷は4年目で、これまでは昨年の54万円が最高だった。11月初旬までに約2千個の出荷を見込む。

 天下富舞は、岐阜ゆかりの織田信長が掲げた「天下布武」にちなみ命名され、甘さとサクサクとした食感が特長。岐阜県によると、「天下人」は糖度25度超、重さ310グラム以上が条件になっている。

 この日、70万円の値が付くと、集まった関係者らから「おおっ」という歓声と拍手が起こった。