奈良市の奈良国立博物館は25日、第71回正倉院展が26日から始まるのを前に、計41件(初出品4件)の宝物を報道陣に公開した。今年は天皇陛下の即位を記念し、ゆかり深い品々が並んだ。11月14日までで会期中は無休。

 儀式用の靴「衲御礼履」は、聖武天皇が752年の東大寺大仏開眼会で履いたと推定される。「礼服御冠残欠」も聖武天皇らが身に着け、後世の天皇即位の際に手本にした冠の一部と考えられる。いずれも金具や真珠を用い、きらびやかな天皇の装束を想像させる。

 観覧料は一般1100円、高校・大学生は700円、小中学生400円。11月14日は無料。