大阪医大(大阪府高槻市)の元講師が在職中、無届けで脂肪幹細胞を人に投与する再生医療を行ったとして、大阪府警が9月に大阪医大を再生医療安全性確保法違反容疑で家宅捜索していたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。大阪医大によると、厚生労働省は8月、同法に基づき大学を立ち入り検査した。厚労省は刑事告発を検討する。

 捜査関係者によると、元講師は50代の男性医師。大阪医大の研究施設で今年春ごろ、女性の脂肪幹細胞を採取して培養し、この女性に点滴で投与した疑いがある。老化防止(アンチエイジング)の効果があるとして投与したとみられる。