【フランクフルト共同】欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は24日、ドイツ・フランクフルトで開いた理事会後の記者会見で、自身が手掛けてきた金融緩和に関し「出口は遠のいた」と述べ、当分の間続ける必要があるとの認識を示した。米中貿易摩擦の長期化などにより、ユーロ圏経済が厳しい局面を迎えているためだ。

 10月末に任期を終えるドラギ総裁にとって最後の理事会。11月から総裁に就く国際通貨基金(IMF)のラガルド前専務理事は、ユーロ圏経済の立て直しを図る一方、金融政策の正常化を模索するという重い課題を背負うことになる。