うつ病になり、2015年に自殺した福岡県立大の男性職員=当時(55)=について、地方公務員災害補償基金福岡県支部審査会が、業務と関係ないとする同支部の判断を覆し、過労によるものとして、公務員の労災に当たる公務災害だと認める判断をしていたことが24日、分かった。

 遺族側によると、男性は1988年、県に採用された。14年4月に県立大に配属され、入試やシラバス(授業計画)作成などに従事。うつ病を発症して15年3月に自殺した。遺族は16年2月、県支部に公務災害認定を請求したが認められず、不服として17年8月、有識者らによる県支部審査会に審査請求していた。