68人が死亡した新潟県中越地震から15年となった23日、被災した県内各地で追悼行事が開かれた。発生時刻に合わせて黙とうし、犠牲者を慰霊。住民らは「復興への道のりは長く厳しいものだった」と振り返り、被災の記憶を語り継いでいくことを誓った。

 児童3人が犠牲となった小千谷市塩谷集落の慰霊碑では、3人が通っていた市立東山小の全校児童21人が手を合わせ、児童代表が「地震の怖さと命の大切さを知った。今生きていることを大切にしたい」などと語り掛けた。献花した6年生の星野慎仁君(12)は「他の地域の災害にもボランティアなどに参加し、人を助けたい」と話した。