【ロンドン共同】英下院が22日、欧州連合(EU)との離脱合意案の早期発効に向けた議事日程を否決し、10月末の離脱は「ほぼ不可能」(BBC放送)な状況に陥った。EUは英国の要請を受け、期日延期を認める方向。公約破りとなる延期の容認を迫られたジョンソン首相が今後、「野党が離脱を阻んだ」と訴えた上で総選挙の実施にかじを切る可能性がある。

 「何としても、この合意案を基に離脱する」。合意案発効に必要な関連法案のスピード審議を狙った動議が否決された後、ジョンソン氏は強気の姿勢を貫きながらも、悔しさをにじませた。