サトイモの一種で模様や形がエビに似ている高級食材エビイモの収穫が、大阪府富田林市の西板持地区で始まった。京都や東京の料亭向けに出荷され、市内ではコロッケの材料として人気が高い。

 同地区は、栽培に適した水はけの良い土壌と豊富な水に恵まれている。ただ収穫までの半年の間、畝を高くする手作業での土寄せが数回必要で、手間が掛かるため栽培農家は十数軒にとどまる。市や地元農協によると、今年は市内で例年並みの約12トンの出荷を見込む。

 21日に初収穫、初出荷した生産農家の乾勝秀さん(70)は「しま模様がはっきり出ており、良いエビイモを提供できそうだ」と話した。