【ベルン共同】スイス上下両院選挙が20日に実施され、地元メディアによる同日夜までの集計によると、国民議会(下院、定数200)では移民受け入れに反対する右派の国民党が約2割減の54議席となったが、第1党の座を維持した。気候変動問題への関心の高まりから、環境保護を重視する緑の党が改選前から17議席上積みして28議席となり、第4党に躍り出た。

 直接民主制のスイスでは、上下両院が可決した法案を国民投票で廃案にすることも可能で、与党も強引な議会運営はできず、少数派に配慮しながら慎重に合意形成を行う。総選挙の結果を受けても政権運営が劇的に変化することはない。