長野市は20日、台風19号による浸水で、毒物のシアン化ナトリウム(青酸ソーダ)が流出した疑いのある同市穂保のメッキ工場周辺を調べた結果、川や水路から毒物は検出されず、土壌の含有量も土壌汚染対策法の基準値以下で、汚染は確認されなかったと発表した。

 市の担当者は「敷地外に漏れたとしても大量の水で希釈され、流された可能性が高い。高濃度で残留しているとは考えられず、健康リスクは低い」としている。

 市によると、千曲川の堤防決壊で工場は約2メートル浸水。メッキ処理に使う青酸ソーダが水槽からあふれたとみられる。