天皇陛下の即位に伴う22日の「即位礼正殿の儀」に合わせ、政府が実施する予定の政令恩赦の対象者数は50万~60万人規模の見込みであることが2日、関係者への取材で分かった。罪種は問わない一方、比較的軽微な事件で罰金刑となり、確定から3年が経過した人に絞る。恩赦の内容は、制限されている資格を回復させる復権にとどめる方向だ。今月中旬の閣議で正式決定する。

 恩赦のうち、対象となる罪や刑の種類を決めて、一律に実施するのが政令恩赦。被害者への配慮などから、重大犯罪が含まれる懲役刑や禁錮刑となった人は除き、有罪判決を無効とする大赦や刑を軽くする減刑も実施しない。