【サンパウロ共同】ブラジルのアマゾン地域で9月に発生した森林火災の数が約1万9900件で、前月と比べて約35%減少したことが1日、国立宇宙研究所(INPE)が公表した観測データで明らかになった。火災への対応の鈍さを国際的に批判された右翼ボルソナロ政権が8月下旬以降、消火のために軍を派遣したり野焼きを禁じたりしたことが奏功したとみられる。

 前年同月比でも約20%減だった。今年8月は約3万900件で、2011年以降では同月として最多だった。9月の焼失面積はまだ公表されていないが、1~8月の間に計約4万3500平方キロと九州の面積に匹敵する森林が焼失した。