【カイロ共同】エジプト考古省は19日、同国南部ルクソール近郊で、古代エジプト第22王朝時代(紀元前10~同8世紀)の色鮮やかな木製ひつぎ30個を発掘したと発表した。AP通信などが伝えた。保存状態は良く、神官の一族のひつぎと考えられるという。

 ひつぎはナイル川西岸の墳墓から見つかり、男性や女性、子ども向けのもの。ヘビや鳥、ハスの花などの装飾が施されていた。地下の2層に分けて隠されていたという。

 エジプトは中東民主化運動「アラブの春」を受けた混乱で観光客が低迷しており、当局は今後、カイロ近郊で建設中の博物館にひつぎを展示、観光振興につなげたいと考えている。