江戸時代から明治時代、日本海や瀬戸内海で交易を担った「北前船」ゆかりの地が交流する「第28回北前船寄港地フォーラム」が19日、北海道小樽市で始まった。自治体関係者など約300人が集まり、北前船が寄港地に与えた影響などについて理解を深めた。20日は石狩市に場所を移す。

 主催者によると、13道府県の自治体関係者が参加。開会式で小樽市の迫俊哉市長は「北前船が伝えた歴史、文化を次の世代に引き継ぐ責任がある」とあいさつした。

 講演で大阪市の柏木陸照経済戦略局長は「北前船の交易が関西で合わせだしを生んだ。だしを使った日本食の文化は世界に広がりつつある」と強調した。