【カイロ共同】中東レバノンで政府の経済政策への抗議活動が全土に拡大したのを受け、ハリリ首相は18日夜、テレビ演説し「(国が)空前の難局に向かっている」と強調、経済危機への対策に理解を求めた。一方で「残された時間は非常に短い」とも述べ、3日間で事態が収束に向かわない場合、進退に言及する可能性も示唆した。

 ハリリ氏やアウン大統領らの辞任を求めるデモは17~18日に全土に広がり、この数年で最大の規模となった。治安部隊との衝突が各地で発生。首都ベイルート中心部では催涙ガスが噴射されたほか、第2の都市・北部トリポリでは発砲があり、死傷者が出たとの報道もある。