安倍晋三首相は17日午前、台風19号による河川氾濫などで甚大な被害が出た福島県を訪れた。一帯が冠水した郡山市の工業団地で被害状況を視察。避難所となっている同市内の小学校では被災者らから要望を聞いた。首相が台風19号の被災地に入るのは初めて。視察結果を復旧・復興に向けた施策に反映させる考えだ。

 住宅地が浸水した本宮市の避難所では高齢の被災者に「大変でしたね」「お体に気を付けて」と声を掛けた。午後には福島県庁で内堀雅雄知事らと面会。その後、宮城県の被災地も訪問する。

 政府は16日、被災者支援の強化のため、2019年度予算の予備費約7億1千万円の支出を決めた。