安倍晋三首相は16日の参院予算委員会で、台風19号の被災者の医療費について、自己負担を免除する措置を前向きに検討する意向を示した。「被災者が安心して医療を受けられるように自治体に対する支援をしっかり行う」と述べた。来春予定する習近平・中国国家主席の国賓来日を見据え、日中関係の改善基調を継続したい考えも強調した。

 10日から続いた首相出席の衆参予算委質疑は16日でひとまず終了。今後は日米貿易協定の承認案などを巡り、与野党攻防が繰り広げられる。

 台風被災者の医療費に関し、加藤勝信厚生労働相は、東日本大震災や熊本地震などの対応例を参考に調整すると説明した。