埼玉県川越市の「ケアハウス主の園」が台風19号による浸水で入居者80人が取り残され、14日午後までに全員が救助された。施設や消防によると、けが人はいない。この施設に隣接する特別養護老人ホームでは13日に124人が救助されていた。

 施設近くの越辺川が氾濫し、両施設の責任者渡辺圭司さん(57)によると、どちらの施設も13日未明に浸水した。日常的に介護が必要な特養の避難を優先したが、「主の園」も浸水が長引き救助を要請した。

 14日昼、小雨が降る中で消防隊員が膝下まで水につかりながらゴムボートを入り口付近に近づけた。「もう大丈夫ですよ」と声を掛け、救助した。