【ロサンゼルス共同】メキシコ南部チアパス州で12日朝、中米諸国やアフリカ諸国などの出身者約2千人の移民集団(キャラバン)が米国境を目指して北上を始めた。地元メディアが伝えた。米国への難民申請を望んでいるが、来年に大統領選を控えるトランプ政権は移民対策の一層の強化を図っており、混乱が起こる恐れもある。

 昨年10月、中米ホンジュラスから米国を目指す大規模な移民集団が出現。その後も複数の集団が現れ、米国は軍派遣などで国境地帯の警備を強化している。不法移民を「侵略者」と非難するトランプ大統領は新たな集団の北上を受け、メキシコ政府に厳格な対応を迫る可能性がある。