【ニューデリー共同】中国の習近平国家主席は12日、インド南部タミルナド州でモディ首相と2日間の非公式首脳会談を終えた。インド外務省によると、両首脳は多角的な貿易が重要との認識で一致、インドの対中貿易赤字削減に向けて取り組む方針を示した。習氏は次の訪問国ネパールに向かった。

 両国とパキスタンが領有権を争うカシミール問題でインドは8月、支配地域のジャム・カシミール州の自治権を剥奪し、中国とパキスタンは反発している。習氏が懸念を直接伝えるか注目されたが、インド外務省は「この問題は取り上げられなかった」とした。