【香港共同】香港でデモ参加者がマスクなどで顔を覆うことを禁じる「覆面禁止法」制定のため発動された「緊急状況規則条例」に抗議し、観光客の多い九竜地区で12日、幹線道路の一部を占拠してデモ行進が実施された。参加者は数千人に上るとみられる。

 緊急条例発動で、香港政府トップの林鄭月娥行政長官は立法会(議会)の手続きを経ずに必要な規則を導入できる強大な権限を手中にした。住民らは猛反発しており、緊張状態が続いている。

 デモ参加者は黒いマスクを着用して緊急条例に反対。警察の「暴力」を追及する独立調査委員会の設置など「五大要求」の実現を訴えるスローガンを叫んで行進した。