名古屋市中区の漫画喫茶で昨年5月、男性客を刺殺、現場に駆け付けた警察官にも刃物を振るったとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われた本籍福島県の無職稲田府見洋被告(23)の裁判員裁判で、名古屋地裁(神田大助裁判長)は11日、懲役24年(求刑懲役25年)の判決を言い渡した。

 起訴状によると、2018年5月17日夜、面識のない愛知県尾張旭市の会社員大竹智之さん=当時(35)=が使っていた二つ隣のブースに押し入り、通路でもみ合いながら果物ナイフで顔や胸、背中を多数回、刺したり切り付けたりして殺害した。