【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は10日、企業などが環境対策に必要な資金を調達するグリーンボンド(環境債)の発行残高が世界で4年前の8倍近い5900億ドル(約63兆4千億円)に達したとの推計を発表した。世界金融安定報告の分析編で示した。

 環境への配慮は近年、投資家の支持を集める上で重要な要素の一つになっており、各国企業が取り組みを競っている。2015年に780億ドルだった環境債の発行残高は、今年8月時点で7・6倍になった。IMFは「欧州や中国を中心に発行が伸びている」としている。