福岡県警は10日、2012年8月に北九州市八幡西区で暴力団の入店を禁止する「標章」を掲示した飲食店の男性従業員を襲撃したとして、傷害の疑いで特定危険指定暴力団工藤会系組長山下義徳容疑者(57)=同区=ら男8人を逮捕したと発表した。県警は認否を明らかにしていない。

 福岡県内では12年8月、繁華街で標章制度が導入され、暴力団排除の動きが進んでいた。県警は、あいさつ料の維持を狙った組織的な事件とみて、工藤会トップの野村悟被告(72)=殺人罪などで起訴=らの関与の有無を含め、全容解明を進める。