東京都目黒区で昨年3月、船戸結愛ちゃん=当時(5)=を虐待し死なせたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた父親雄大被告(34)の裁判員裁判は1日午後も東京地裁で続いた。小児救急の専門家で、死因の鑑定書や遺体の写真から状況を分析した医師が出廷し「暴力による身体的虐待があったほか、飢餓状態だったと考えられる」と証言した。

 結愛ちゃんは亡くなるまでの1カ月余りの間に体重が4キロ以上減っており、医師は「2週間から20日間、全く食べないのと同じぐらいのカロリー摂取状況だった」と説明。直接の死因は敗血症だったが「低栄養で亡くなる可能性もあった」と述べた。