大手百貨店4社が1日発表した9月の既存店売上高(速報)は、消費税増税前の駆け込み需要で宝飾品や高級時計、化粧品などが大きく伸び、全社が前年同月の実績を2~3割上回った。増加幅は、前回の増税直前の2014年3月とほぼ同水準だった。

 ただ、比較対象の18年9月は、大型台風や北海道の地震の影響で売り上げが落ち込んだ。その点を考慮すると、前回より駆け込み消費の動きは大きくなかったとみられる。

 高島屋は前年同月比33・2%増、大丸と松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングは30・8%増、三越伊勢丹ホールディングスは23・7%増、そごう・西武は20・2%増だった。