香川県教育委員会が夜間中学を開設するかどうかを検討する上で、受刑者の需要を判断材料に加える方針を決め、高松刑務所(高松市)に調査協力を要請したことが1日、分かった。文部科学省は、不登校経験者や外国人労働者らの学びの場として夜間中学の設置を自治体に促している。刑務所からの出所者を想定した動きは極めて異例だ。

 県教委の職員2人が7月31日、高松刑務所を訪れ、依頼書と受刑者への配布文案を三船晃裕分類教育部長(56)に手渡した。三船部長は取材に「間違いなく受刑者にニーズはある」と述べ、調査への協力姿勢を示した。